
「日本人は働き過ぎだ」
そんな言葉を聞いたことがあるという人はたくさんいると思いますが、
私たち日本人は一体どのくらい働いているのでしょうか?
日本でしか仕事をしたことがない私にとっては、
どこからが働き過ぎなのかも見当もつきませんが、
誰もが上記の言葉を聞いたことが一度はあるでしょう。
近年、ブラック企業なる言葉も使われるようになってきていますので、
長時間労働やサービス残業という中で仕事をしているサラリーマンの
人たちも大勢いるはずです。
今回は、一体どれくらい働いているのか?働き過ぎなのか?という視点から、
今の自分の仕事に費やしている時間を客観的に見てみましょう。
転職などを考えている人であれば、一つの基準となるかもしれませんね。
日本のサラリーマンは1年間で1,746時間働いている?
OECDといわれる経済協力開発機構が調査をされています。
その調査によると、日本人の1日の労働時間は平均9.1時間だそうです。
年間だと1,746時間ということです。
条件としては、週休2日 祝祭日 年末年始 お盆休み
これらを休日として計算されています。
私個人の意見としては、週休2日で祝祭日が休みというだけで
考えられないほど羨ましい話なのですが・・・
私の場合は、日曜日のみ休みで、8時30分から17:10までが勤務時間。
お昼休みは1時間で休憩が15分を2回といった感じです。
しかし!
当然?のように定時で帰れるわけもなく、どうしても立場上仕事が多いので
だいたい帰るのは21時くらいですかね。
遅いときは夜中とかも当然あります。中には「もっと帰りは遅いよッ!」
という人もたくさんいるでしょう。
日本国内で見ても、一日平均9.1時間以上働いている人は
働き過ぎと言えるのかもしれませんね。
あなたはどうですか?働き過ぎていませんか?
世界から見た日本の労働時間は短い?長い?
それでは、世界から見た日本人の平均労働時間は
長いのでしょうか?
短いのでしょうか?
平均労働時間が最も長い国をランキングで見ていきましょう。(年間平均労働時間)
- 1位 メキシコ(平均労働時間:2、226時間)
- 2位 韓国(平均労働時間:2、090時間)
- 3位 ギリシャ(平均労働時間:2、034時間)
あれ?日本は一体何番目なんだ??
15位 日本(平均労働時間:1,746時間)
そこまで働き過ぎではないのかな?と思ってしましますね(笑)
これは国によって労働賃金や物価も違いますので、
いくつかの仕事を当たり前のように掛け持ちしている国もあれば、
日本のように基本的には1つの仕事だけで生活できる国もありますので、
そのようなことが影響しているのではないかと考えられます。
ギリシャが3位というのは意外でしたが、賃金の水準が低いために
いくつかの仕事を掛け持ちしているため3位となったようですね。
平均労働時間が一番長い業種は?
それでは、日本国内の業種別で見た時に、
一番平均労働時間が長い業種は一体なんでしょう?
それは建設業です。(私の業種もこれですッ!)
実際に建設業で働く人であれば、なんとなくわかると思うのですが、
建設業界は就職希望者が年々減ってきています。
そんな中、震災や自然災害などで人手不足になり
労働時間が長くなるということです。
まとめ
あなたの労働時間は平均よりも長かったでしょうか?短かったでしょうか?
たとえ労働時間が長くても、職場の仲間とのコミュニケーションもとれ
仕事にやりがいを感じていればそんなに苦にならないと思いますが、
逆にそうでなければ労働時間が短くても苦になるでしょう。
一概に平均労働時間が長いか短いかということだけで、
働き過ぎとは言えないでしょうが、もしあなたが転職などを
考えているのであれば、次の仕事を選ぶ時の参考になるかもしれません。
一度、ご自分の労働時間を調べてみて
参考にされてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。