
知っているようで意外と知らない、「サラリーマン」という言葉について調べてみました。
「サラリーマン」という言葉は英語じゃないということは昔聞いたことがあったのですが、じゃあ実際に英語ではどう書くの?と聞かれたら答えられません(笑)
当然、海外で「私はサラリーマンですよ」と言っても通じないわけですが、一体どう言えばいいものなのか…
今回は、意外と知られていない「サラリーマン」という言葉の英語表記や言葉の意味を見ていきましょう。
サラリーマンは英語じゃない!?
「サラリーマン」とは和製英語です。英語を材料として作られた日本語なんですね。「ナイター」とか「ライトバン」なんかも和製英語です。
一体いつ頃から使われだした言葉なのでしょうか?調べてみると、大正時代に使われ始めたようで、「Salary=給料」という言葉と「Man=男」という言葉を材料に作られたみたいです。
一般的に男性が企業に勤めて女性は家事をしていたので、「Man」という言葉が合わせられたのでしょう。
「Salary Man = 給料 男」
直訳すればこんな感じでしょうか?外国の方には通じないのもなんとなくわかる気がしますね(笑)
サラリーマンの英語表記は?どう書けばいいの?
それでは、英語で「私はサラリーマンなんだ」という言葉を伝えたいときはどのように言えば伝わるのでしょうか?調べてみました。
- company employee
- white collar worker
- office worker
- businessman
(こんなにいくつも英語表記があっても困るんですけど…そう思ったのは私だけでしょうか?)
このような英語表記であれば、英語圏の方であれば通じるみたいですので、話す機会があればチャレンジしてみて下さい。
しかし、「Salary Man=給料 男」も変な感じですが、上記の英語も直訳すると??意味が分からない??というものがあります。
「white collar worker=白色 労働者」…??
なんじゃそら?と言いたくなりますね。私は正直英語がさっぱりなのでピンとこなかったのですが調べてみるとこんな意味がありました。
「white collar worker=白色 労働者」ではなく、「white collar worker=白い襟 労働者」でした(笑)
これは、背広にネクタイを着用して白いワイシャツを着た姿から名付けられた言葉で、肉体労働ではなく知的、技術的な仕事や事務職などに携わる人を表す言葉のようです。
「company employee=会社 従業員」 「office worker=事務所 労働者」
これはわかりやすいですね!私でもイメージがしやすいのです。
でも一番わかりやすいのは「businessman」でしょう。日本でも聞きなれた言葉ですので。
しかしこうやって見てみますと、サラリーマンの英語表記は何?と聞かれて「businessman」だよとは、なかなか答えられる人は少ないように感じます。
まとめ
如何でしたでしょうか?今回は意外と知らない「サラリーマン」という言葉の意味を調べてみましたが、知らなかったことの方が多いことに私自身ビックリしました。
海外へ行った際に入国審査がありますが、その時「職業は?」と聞かれて「サラリーマン」と言っても笑われるだけでしょうし伝わりませんのご注意ください。
white collar workerやoffice worker、businessmanなどと答えましょう。さらに言うならば、『どんな仕事をしている』かを伝えれば尚いいようです。
例えば「I am an engineer」(私はエンジニアです)
このように言えば、入国審査もスムーズに通過でき恥をかく事もなさそうですよ。
知っているようで知らない言葉は他にもあるかもしれません。一度調べてみるのもいいかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。