
お歳暮をいただいたら、お礼状を出すのがマナーですが、お礼状の書き方がよくわからないと言う人は多いと思います。
特にビジネス用のお礼状ともなれば、大事な取引先関係ですと非常に気を使いますよね。
今回はビジネス用のお礼状の書き方のポイントとマナー、例文を集めてみましたので参考にしていただければと思います。
参考記事:お歳暮のお礼状を送るタイミングは?ビジネス関係はハガキでもいい?
お礼状を書くときのポイントとは?
お礼状は下記のポイントを押さえて書いていきます。
- 挨拶の言葉
- お歳暮をいただいた事へのお礼と感謝の言葉
- 相手の健康や息災を願う言葉
- 日付けと差出人の名前
個人用のお礼状と違い、宛名や差出人の名前の部分に会社名が入ったり、挨拶文もお相手の会社に対してのご挨拶になります。
また、本来であれば封書でお礼状を出すのが正式なマナーとなりますが、たくさんお歳暮をいただいた場合などはハガキでお礼状を出されるところも多くなりましたので、ハガキでお礼状を出される場合は、「ハガキにて失礼いたします」等の一文を添えるといいでしょう。
以下に、例文を載せていますので参考にして下さい。
【お礼状の例文紹介】
封書の場合
略儀ながら書中を持ちまして御礼申し上げます。
代表取締役 〇〇〇〇
ハガキにてお礼状を作成する場合は、お相手のお名前は表の方に書かれると思いますので裏面には上記のお礼文のみとなり、宛名は入りません。
代表取締役 〇〇〇〇様
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
末筆ではございますが、貴社のご発展と皆様のご健勝をお祈り申し上げます。
代表取締役 〇〇〇〇
PCで(ワードなどで)作成してプリンターで印刷してお礼状を作成される場合は、日付を最初に書き(右詰め)、次にお相手の会社名・役職・名前を書きます。お礼文の下に自分の名前を書きます。(右詰め)
状況に応じて、お相手の役職名・ご自分の役職名などを変更してお使いください。
正式なマナーとしてはハガキではなく封書
先ほども触れましたがお礼状を出す場合、正式には封書で送るのがマナーとされています。
ビジネスではなく、個人としてのお歳暮をいただいた場合も同様に、お礼状を送るならば封書が正式なマナーとなります。特に目上の方に送る場合などはハガキですと失礼にあたりますので、封書で送るようにしましょう。
例えば職場の先輩や上司へお礼状を送る場合などですね。上記のお礼状を書くときのポイントを押さえ、例文を参考にしながら手書きでお礼状を送り、1年間お世話になったお礼といただいたお歳暮への感謝の気持ちを伝えましょう。
お礼状の数が多い場合は業者に依頼する
お歳暮がたくさん届いた場合に、全て封書に手書きしてお礼状を送るようにするととてもじゃないけど間に合わない!と言う場合に、専門の業者に依頼するという方法もあります。
インターネットで「お礼状 注文」などというキーワードで検索するとたくさん出てくると思いますが、今は注文の仕方も簡単にインターネットで出来ます。
ほとんどは、メールを送り返信されてきたメールに注文内容を記入しメールを送り返すことで発注できると思いますので、送られてきたメールの指示通りに進めていけば大丈夫だと思います。
お礼状の文章やレイアウト、使用する用紙や形体も様々あるようですよ。
まとめ
如何でしたでしょうか?
お歳暮は日本独自のコミュニケーションの1つと言えます。1年の締めくくりにお世話になった方に感謝の気持ちを伝えるために贈られますので、その気持ちに対するお礼の気持ちをお返ししましょう。
特にビジネス関係では、来年の仕事にも影響しかねませんので、粗相のないようにしたいものです。上記でも例文を紹介しておりますが、時間がなかったり、対応が難しい場合は業者へ注文するなどしてお礼の気持ちをしっかりと相手の方へ伝えるようしましょう。
参考記事:お歳暮のお礼状を送るタイミングは?ビジネス関係はハガキでもいい?
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。