
ゴルフコースデビューした時や、まだ2~3回しかゴルフ場のコースを回ったことがない人が、「一体今何打目なんだ!?」と、自分の打数がわからなくなる事はよくある事です。
実は、覚えやすい打数の数え方というものがありますので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
こういう事って、あまり教えてくれない事ですので知っておくと何かと便利だと思います。
それでは見ていきましょう。
まずは少しだけお勉強!専門用語を覚えよう!
専門用語と聞くと抵抗があるかもしれませんが、テレビや周りの人の会話でいくつかは聞いた事もあるかと思いますので、すぐに覚えられると思います。
まずコースは基本的に全18コースあり、前半に9コース、後半に9コースをプレイします。
そして前半・後半共にパー3、パー4、パー5と呼ばれるコースがあります。
これは、「このコースは3打でカップに入れればプラスマイナスゼロですよ」という意味になります。パー4なら、4打でカップに入れればプラスマイナスゼロといことですね。パー5なら5打ということ。
これが基本になっているのですが、例えばパー4のコースで5打でカップに入れた場合はプラス1となりますが、これを「ボギー」と言います。
6打でカップに入れた場合はプラス2となりますが、これを「ダブルボギー」と言います。
それでは7打でカップに入れた場合は?プラス3打なので「トリプルボギー」と言います。
このように、コースの基本となる打数(+-0)をパーと呼び、それから打ちすぎた打数(+◯打)をボギーと言います。
ちなみに、4打オーバーすると(+4)、ダブルパーと言ったりします(コースがパー4の場合)。
しかし、トリプルボギーまで覚えておけばいいと思います。4打以上オーバーした時は「プラス4、プラス5…」と言えばOKです。
それでは、パー4のコースを3打でカップに入れた場合はなんと言うでしょうか?
これは「バーディー」と言います。つまり、基本となる打数からマイナス1打の時、バーディーと言います。
初心者の内は滅多にある事ではありませんが、ゴルフが上手な人は、「パー」や「バーディー」をたくさんとります。
ゴルファーは、この「パー」や「バーディー」を目指してプレイしているわけです。
打数は分けてカウントすると覚えやすい
それでは話を元に戻して打数の数え方について。
打数は二つに分けてカウントしていくと非常に覚えやすいです。どういうことかというと、グリーンのせるまでの打数とグリーンにのってからの打数を分けるということです。
さらに言うならば、パターではないクラブの打数とパターの打数に分けてカウントする。イメージが湧きますか?
- ティーショット(ドライバーで打つ)→1打
- セカンドショット(5番アイアンで打つ)→2打
- サードショット(ピッチングで打つ)→3打 ※ここでグリーンにのる
- グリーン上でパターで打つ→1打 (カップに入らなかった)
- 再度グリーン上でパターで打つ→2打 (カップイン!)
パー4のミドルコースで上記のようにプレーした場合で見ていきますと、1~3番までで3打打ってます。
そしてグリーンにのってからの4~5番で2打のパットでカップインしています。
トータル5打。つまりプラス1打なので、ボギーという結果ですね。
このように、【グリーンにのるまでに何打打ったか?】と、【グリーンにのってからのパット数が何打だったか?】トータル〇打でプレイした、というように分けてカウントすると結構数えやすいです。
そしてこの場合、ゴルフ用語でいうと3オン2パットと言います。
しかし、初心者の方の場合、10打打ったとか、15打打ったとか、よくあることなのでこのように分けてカウントしてもわからなくなる場合も多々あります。
そんな時は、ゴルフショップなどでカウンターを買ってみるのも一つの手です。私もゴルフを始めた最初の頃は使ってました。
カウンターとは、1打打つ毎にボタンを押していくと数字が増えていく物で、ボタンさえ押し忘れなければプレイが終わってから確認するだけでそのホールを何打でプレイしたかがわかりますので非常に便利です。
不安な方はカウンターを検討されてみてください。
まとめ
如何でしたでしょうか?
ゴルフをし始めた時はティーショットも緊張してまともに打てないような感じだと思いますが、そんな中で自分が打った打数をカウントしていかなくてはなりません。慣れてしまえば何ともない事なんですが、初心者さんには結構悩ましい部分だと思います。私もそうでしたので。
ですので、グリーンにのるまでの打数と、パット数とに分けてカウントしていきましょう。区切りをつけてカウントをしていくことで混乱せずにカウントしやすくなると思います。
それでもはじめの内は不安もあるでしょうから、カウンターを使うのもオススメです。安いものは数百円程度で売ってますので。
せっかくゴルフを始めたのであれば楽しんでプレーしていきましょう。どんなスポーツにもルールとマナーはあります。ゴルフだけがルールやマナーに厳しいわけではありませんので、少しずつ学んでいってゴルフを楽しみましょう!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。